五行で判断する姓名術 第1回
故人となった知人(奥寺さんという五行易をやっていた方)に教えてもらった五行
によって判断する姓名術です。透派ではありません。
初代・易八大師や佐方天山氏の姓名判断術にも同じようなものがありますが、その
人の姓名術がどの系統なのかは聞いていません。
1.姓名術の組み立て
①画数・・・運命(霊理作用)
②発音・・・健康(生理作用)
③字形・・・性格(心理作用)
2.画数
画数は、本人が実際に用いている文字の画数をそのままに用います。
康煕字典派でも新漢字派でもありません。
筆画のとおりに数え、七を7画にとったり、サンズイを4画にとったりといっ
た特殊な数え方はしません。
3.五運
①天格・・・祖先運
「姓の字画数の合計数」です。
但し、姓と名の文字数を比べて、姓の字数が名の字数より少なければ、その
少ない数だけを加えます。これを仮成数といいます。
②人格・・・基本運
「姓の一番下の文字の画数と名の一番上の文字の画数の合計数」です。
③地格・・・初年運
「名の字画数の合計数」です。
但し、姓と名の文字数を比べて、名の字数が姓の字数より少なければ、その
少ない数だけを加えます。これを仮成数といいます。
④総格・・・晩年運
「姓名の実際の字画の合計数」です。
仮成数は加えません。
⑤外格・・・行動運
「総格に仮成数を加えたものから、人格を引いた数」です。
*一字姓一字名の時は、総格=人格であり。外格は0となります。
*甲 乙太郎なら、天格には仮成数を2加えます。
*山田 一 なら、地格には仮成数を1加えます。
ここまでは、画数の吉凶で占う、いままでの姓名判断とかわりありません。
この姓名術では、五運の画数を五行に置き換えて判断していきます。
次回に続く