五術

2021-01-01から1年間の記事一覧

子平行運開運法(第4回)

いよいよ最終回。薬食による具体的な開運法です。 行運が喜運であれば、その運を助長する食べ物を取ります。逆に忌運であれば、行運を抑制する食物を取るというのがこの開運法の考え方です、例えば、忌比劫運には官殺の食物、忌食傷には印の食物、忌財・忌官…

子平行運開運法(第3回)

今回は、先週の続き、3回目になります。 行運が忌神の場合、生理的欠陥が運勢事象として現れます。日干別に忌神行運を抑える干と六親は下記のようになります。 日主 行運干 抑える干と六親甲 甲劫 庚官 甲 乙劫 庚官甲 丙食 癸印甲 丁傷 癸印甲 戊抗 甲助甲 …

子平行運開運法(第2回)

前回の続きとなります。 ここで注意するのは、下記で見ていただければわかるように、六親は、一般の五行と陰陽で出すものでなく、干関係によって出す点です。 行運が喜神運の場合、日干別に喜神行運を強める干と六親は下記のようになります。(数か所行運を…

子平行運開運法(第1回)

今回から4回にわたり、子平行運開運法(薬食開運法)について整理したものを 公開いたします。(陽政道氏にまとめてもらいました。) 子平行運開運法とは、四柱推命の年運に対して、その年運の喜忌作用を、薬食の五行によって扶抑しようとするものです。食物…

測字のお話(6)

其の1これは邵康節の梅花心易からきた言葉で、字を書いて占うのではなく、事物を用いて字の代わりに占う法です。いろいろありますが、人や物を用います。子供なら「子」、女なら「女へん」というように。ある人が銭を手に持ち、その銭を机の上において、その…

測字のお話(5)

其の1乳母が五歳の子供の病気について「亥」の字を書いて占いを乞いました。占者は「亥の字は、孩の字の子のない象、亥を分解すると、上は六にならない形、中は久にならない形、下は人にならない短い形、この子供は凶多くて吉少ないゆえ、六歳にはなれないだ…