五行で判断する姓名術第6回
9.卜占における「辰戌」と「丑未」の扱い
五画は辰と戌、六画は丑と未ですが、月建、日晨との合冲を見る場合、辰か戌、
丑か未かを定める必要があります。
この時は、下記法則によって定めます。
①日晨と同じものを用いる。
②月建と同じものを用いる。
③日晨は月建より優先する。
④空亡のものを用いる。
⑤日晨、月建より合冲となるものを用いる。
⑥他の四格より合冲となるものを用いる。
⑦季節に応じるものを用いる。(六画で寅月なら、丑とする)
⑧他の格と三合会局となる十二支を用いる。
(六画で、他の格に亥・卯があれば、未とする)
10.卜占
五行易と同じように、占断する年月日の十二支を用い、易卦の代わりに、姓名五画
な中から、占的となるもの(いわば用神)を選び判断します。
①運勢の吉凶
人格=基本運とし、流年の年月日支が剋せば吉凶が発生するとする
②家庭・住居の吉凶
地格を流年月日支が剋せば不安定。旺ずれば、結婚運良く、健康である。
また、地格は配偶者を見るところでもある。
③社会運、職業運
外格と流年月日支で、我と社会の吉凶・社会的有利不利を見る。
④晩年の職業、子供運
総格と流年月日支で見る。
また、総格は、現在起きている問題の吉凶を見るところでもある。
⑤親の問題
天格により判断する。
次回に続く