五術

金面相法 第4回

  十二天将のタイプ別特徴を述べてきました。  

  ノートでは、この後、区別するためのタイプの共通点やら、相違点が

  のべられています。

  例えば、

  ・目に特徴のあるタイプ・・・騰蛇、六合、勾陳、太陰、天后

  ・目に特徴がないタイプ・・・忌神、朱雀、青龍、太常

 

  ・慈しみのある感じ・・・貴人、六合

  ・慈しみが絶対ない・・・騰蛇、玄武、天后

 

  というのが、種々長く続きます。

  しかし、この区別に使った観点が、破れだったりすると堂々巡りになります。

  決め手に欠けるというのが、正直な感想です。

  別の師には、勝ち負け表でトーナメント方式で判断する方法も習いましたが、

  これも、判定に困るものでした(私の未熟さは棚に置いといて・・・)

 

    一番使えそうなのは、十二支法という方法です。

 (正式には、「十二天将旺剋墓法」というらしいです。)

 

  まず、十二天将を十二支に配分します。

 

  貴人:未、騰蛇:申、朱雀:酉、六合:戌、勾陳:亥、青龍:子、

  天空:丑、白虎:寅、太常:卯、玄武:辰、太陰:巳、天后:午

 

  冲のなっている十二支のタイプは、共通点の無いタイプです。

  三合になっている十二支のタイプは似ている部分が多い。

 

  そこで、これを三合会局を使って、4グループに分けます。

  ①木局三合(亥卯未)

   生:亥:勾陳

   旺:卯:太常

   墓:未:貴人

 

  ②火局三合(寅午戌)

   生:寅:白虎

   旺:午:天后

   墓:戌:六合

 

  ③金局三合(巳酉丑)

   生:巳:太陰

   旺:酉:朱雀

   墓:丑:天空

 

  ④水局三合(申子辰)

   生:申:騰蛇

   旺:子:青龍

   墓:辰:玄武

 

 

 次回に続く