五術

王文澤秘伝・相外知内術 第13回

今回から言語篇にはいります。話の仕方で相手を知る方法です。

原文:光聴不講不信心 満口牢騒夢全眞
訳):ただ聞いてばかりで話をしない人は相手を信用していない。
   口を開けば愚痴ばかりの人は、心が純粋で夢見る人(現実にあ

   っていない)
注):対応の仕方は、話をしない人には話題を変えたりしないといけ

   ない。
   夢見る人には、話を聞いてあげて、夢と現実についてアドバイ

   スしないといけない。

原文:常説当時心已老 話題多変創意新
訳):いつも当時はこうだったという話をする人は、心が年老いてい

   る。話題がくるくる変わる人は、アイデアをいっぱい持ってい

   る人である。
注):年よりの愚痴にはつきあってあげないといけない。
   話題の変わる人は、自分の考えを自慢したい、聞いてもらいた

   いので話がくるくる変わる。

 次回に続く